ゴルフコースデビュー前に知っておきたい!初心者の1日の流れ
- 大輔 遠藤
- 4月7日
- 読了時間: 7分
更新日:4月14日
こんにちは!ゴルフ歴少々のリーブル店長のえんどうです。

ゴルフを始めるにあたり、多くの方が目指すのは【コースデビュー】ではないでしょうか?私自身、初めてコースに出る前日はショットの不安に加え、ゴルフ場でのチェックインからチェックアウトまでの流れが全く分からず不安で、当日は同伴者のリーブルスタッフ(元キャディー)の唐澤さんに質問攻めしていました。w
気軽に聞ける相手だったので助かりましたが、もし同伴者が会社の上司や取引先の方だったら…と考えると、なかなか聞きづらいですよね。
この記事では、ゴルフ場での1日の流れを分かりやすく解説します。事前にしっかり予習して、当日はプレーに集中できるようにしましょう!
ゴルフデビュー当日の流れを紹介!

目次
1.ゴルフ場へ!いざ出発!|ゴルフ初心者ラウンド

時間に余裕を持ってゴルフ場へ向かおう
私はこれまで何度かゴルフコースへ行きましたが、どのコースも自宅から1〜2時間ほどかかります。移動は基本的に一般道ではなく、高速道路がメインです。
以前はあまり高速道路を利用することがなかったのですが、ゴルフを始めてからは頻繁に使うようになりました。しかし、毎回のように行きも帰りも事故渋滞に巻き込まれ、ナビの到着予想時間を超えてしまうことがよくあります。
特に朝の渋滞は要注意です。帰りならまだしも、朝ゴルフ場に遅れてしまうとプレー時間がずれ込み、同伴者にも迷惑をかけてしまいます。特に朝が苦手な方は、余裕を持った行動を心がけましょう。現在は、少なくともスタートの1時間前にはゴルフコースに到着することを目安にしています。渋滞や予期せぬトラブルを考慮し、早めの出発をおすすめします!
2.ゴルフクラブに到着→受付|ゴルフ初心者ラウンド

❶|ゴルフクラブ正面玄関に向かおう!|
ゴルフ場のエントランスに到着すると、スタッフがキャディバッグの荷下ろしを手伝ってくれます。迎えてくれるスタッフには、元気よく笑顔で挨拶をしましょう。
また、車を駐車する際は、会員専用エリアなどの指定された場所でないことを確認し、適切なスペースに停めるようにしましょう。
❷|受付
フロントでは、「ビジターシート」に必要な情報を記入し(携帯電話番号は忘れ物連絡などに必要なので必須です)、その後「チェックイン」を行います。
この際にスタート時間を確認し、ロッカーキーがついた「スコアカードホルダー」を受け取ります。
❸|ロッカーやお手洗いを済ませよう
ほとんどのゴルフ場には貴重品ロッカーがあり、財布やスマホなどを安全に保管できます。ロッカーの鍵は自己管理になりますが、プレー中に持ち歩く必要がなく安心です。
※その他着替えやシューズなどは通常ロッカーにしまい最低限のラウンドで必要な物を持ってカートに向かいます。
お手洗いに関してはプレーの合間で行くことができますが、クラブハウスによって各ホールのトイレの場所が異なる為、事前に済ませておいた方が最悪の状況は回避できます。
3.ラウンドスタート前の準備|ゴルフ初心者ラウンド

❶|自身のキャディバックを捜索
マスター室前にゴルフカートが並んでいるので自身のキャディバックが積んでいるカートを探しましょう!
❷|ストレッチ・練習の前に持ち物チェック/準備
初心者ゴルファーがプレーに集中する為には事前確認がとても重要です。
いざラウンド開始となった際にあたふたして同伴者に迷惑を掛けてしまったり、その後不安でプレーに集中できなくなってしまう可能性が高いです。
上記の準備が終了したら、軽くストレッチをして体をほぐし、もし時間に余裕があれば、「マスター室」でサインをしてコインを受け取り、練習場でショットの確認を行いましょう。アプローチやバンカー練習場があれば、少しでも練習しておくのが良いです。また、練習グリーンでのパッティング練習は重要です。この時は、当日のタッチ感覚と距離感を確認することを目的としましょう。他のゴルファーに配慮し、騒がず、他人のラインを邪魔しないように心掛けてください。
スタート時間の10分前にはティーグラウンドに着けるように、時間を調整しましょう。
4.ラウンドスタート

スタートホールでのティーショットの順番
スタートホールでは、プレイヤーごとにティーショットを打つ順番を決めます。ゴルフ場によっては順番決め用の金属製のくじ棒が用意されているので、引いた番号(1~4の線が入っています)を確認し、自分の順番を申告しましょう。
また、他のプレイヤーがショットを打つ際には、おしゃべりを控え、視界に入らない位置に立つなど、集中できる環境を作ることが大切です。さらに、ショットの行方をしっかり見ておくことで、ボール探しの時間を短縮できます。良いショットには「ナイスショット!」と声をかけるのが一般的ですが、ミスショットの際には特に何も言わず、温かく見守るのが無難です。(初心者のうちは「ドンマイ!」なども避けたほうが良いでしょう。)
なお、2ホール目以降は前のホールのスコアが少ない人から順に打つのが基本です。同スコアの場合は、前のホールの打順をそのまま繰り越します。
5.プレイ進行
プレイ進行❶|ティーショット(1打目)

ティーショットの目的は、できるだけ遠くへ、そしてフェアウェイ(コース中央の芝が短いエリア)にボールを運ぶことです。しっかりと当たって飛距離が出せれば最高のスタートですが、時にはペナルティエリア(池やOBゾーン)に入ってしまったり、ミスショットでほとんど飛ばないこともあります。大事なのは、ミスを引きずらず次のショットに気持ちを切り替えることです。
プレイ進行❷|セカンドショット(2打目)

ティーショットの次は、目標となるグリーン(カップがあるエリア)に向かってボールを進めていきます。途中にはバンカーや池などのハザード(障害物)があるため、無理に一気に飛ばそうとせず、確実に前進することが大切です。
プレイ進行❸|アプローチショット(グリーン周辺)

グリーンが近くなったら、次の目標はボールをグリーンに乗せることです。ピン(旗)のそばに寄せることを意識しすぎるとミスにつながるため、まずは確実にグリーン内に運ぶことを優先しましょう。
プレイ進行➍|パッティング(グリーン上)

パターは他のクラブと違い、転がすためのクラブです。方向性と距離感が重要ですが、特に初心者は距離感をつかむことが最優先です。ラウンド前に練習グリーンで感覚をつかんでおくと、本番でのミスを減らせます。
6.昼食

前半の9ホールを終えると、ハーフラウンドが終了し、ランチ休憩となります。
クラブハウスに戻ると、午後のスタート時間が記載された紙を受け取ります。
クラブハウスへ入る前に、エアガンを使ってシューズに付いた泥や芝を落としましょう。
レストランでは周囲に配慮して静かに食事を楽しむことがマナーです。注文時に後半のスタート時間を聞かれることがあるため、受け取った紙を確認して伝えましょう。
また、スタート時間に遅れないよう注意が必要です。スタートホールがクラブハウスから離れている場合もあるので、事前に場所を確認し、余裕を持って移動しましょう。
7.プレイ終了~帰宅

後半の9ホールをプレーし終えると、「ホールアウト」となり、当日のスコアが確定します。
プレー後はクラブの本数や持ち物を確認し、問題がなければ「OKサイン」を出しましょう。忘れ物がないか、しっかりチェックすることも大切です。
同伴者とお互いに挨拶を交わした後、シューズに付いた汚れを落としてクラブハウスへ入ります。ロッカールームでは、荷物を回収し、浴室で汗を流してリフレッシュ。着替えを済ませたら、貴重品ロッカーから財布などを取り出し、フロントまたは自動精算機で精算を行います。精算後は、「スコアカードホルダー(ロッカーキー)」を返却し、チェックアウト完了となります。
その後、キャディバッグを受け取り、自分で車に積み込みます。すべての荷物がそろっているか最終確認を行いましょう。楽しかったラウンドを振り返りながら、安全運転で帰宅することを心がけてください。
まとめ
ゴルフ場でのマナーを守り、時間にも気を配って行動することで、初めてのゴルフデビューもスムーズに楽しめます。ゴルフを始めたばかりの方も、この1日の流れを意識しておけば安心してプレーに臨めるはずです!